県酒造組合は5日、会津若松市の県ハイテクプラザ会津若松技術支援センターで県秋季鑑評会を開いた。最高賞の知事賞には、吟醸酒の部は「花春」(花春酒造、会津若松市)、純米酒の部は「奥の松」(東日本酒造協業組合、二本松市)、新設の福乃香(ふくのか)の部は「山の井」(会津酒造、南会津町)が選ばれた。
吟醸酒の部に71点、純米酒の部に67点、福乃香の部に18点の出品があった。新設の福乃香の部は、県オリジナル酒造好適米「福乃香」が原料米の総重量の50%以上となるようにして製造したことが条件とされた。審査員は松本健仙台国税局鑑定官室長、県日本酒アドバイザーの鈴木賢二県酒造組合特別顧問ら13人が務めた。
金賞受賞酒次の通り。
▽吟醸酒の部=会津中将(鶴乃江酒造、会津若松市)田島(会津酒造、南会津町)廣戸川(松崎酒造、天栄村)藤乃井(佐藤酒造店、郡山市)學十郎(豊國酒造、会津坂下町)玄宰(末廣酒造博士蔵、会津美里町)あぶくま(玄葉本店、田村市)千功成(檜物屋酒造店、二本松市)東豊国(豊国酒造古殿、古殿町)奥の松(東日本酒造協業組合、二本松市)萬代芳(白井酒造店、会津美里町)名倉山(名倉山酒造、会津若松市)稲川(稲川酒造店、猪苗代町)会津吉の川(吉の川酒造店、喜多方市)一生青春(曙酒造、会津坂下町)嘉永蔵(末廣酒造嘉永蔵、会津若松市)きたのはな(喜多の華酒造場、喜多方市)さかみずき(たに川酒造、郡山市)千駒(千駒酒造、白河市)弥右衛門(大和川酒造店飯豊蔵、喜多方市)開当男山(渡部謙一、南会津町)寿々乃井(寿々乃井酒造店、天栄村)
▽純米酒の部=會津(会津酒造、南会津町)花春(花春酒造、会津若松市)ロ万(花泉酒造、南会津町)藤乃井(佐藤酒造店、郡山市)会津中将(鶴乃江酒造、会津若松市)伊佐須美の杜(白井酒造店、会津美里町)嘉永蔵(末廣酒造嘉永蔵、会津若松市)廣戸川(松崎酒造、天栄村)豊國(豊國酒造、会津坂下町)名倉山(名倉山酒造、会津若松市)榮四郎(榮川酒造、磐梯町)会津吉の川(吉の川酒造店、喜多方市)國権(国権酒造、南会津町)儀兵衛(山口、会津若松市)
▽福乃香の部=大和屋善内(峰の雪酒造場、喜多方市)ロ万(花泉酒造、南会津町)会津男山 回(男山酒造店、会津美里町)杏(末廣酒造博士蔵、会津美里町)