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石炭ラスクや乾燥果実「湯本温泉の名物に」 観光協会が開発

09/22 09:00

いわき湯本温泉観光協会が発売した(左から)乾燥果実、鎮守さまの温泉饅頭、Very Hard石炭ラスク

 いわき湯本温泉観光協会は21日、4種類の土産品を発売した。「温泉・探鉱・フラ」がキーワードで、関係者は「いわき湯本温泉の誇りとなる土産にしていく」と力を込める。

 商品は「Very Hard石炭ラスク」(580円)、2種類の「鎮守さまの温泉饅頭(まんじゅう)(源泉入り)」(630円)、「乾燥果実」(650円)。地元事業者と協会が共同開発した。温泉街を象徴する土産になるよう「ニューいわき湯本温泉みやげCollection(コレクション)」と銘打って販売していく。今後も商品開発を進める方針だ。

 石炭ラスクは常磐炭鉱にちなみ、生地に竹炭を練り込んだ。「黒いダイヤ」といわれた石炭をほうふつさせる。温泉饅頭は2種類とも生地に源泉が練り込まれており、もちもちとした食感が特徴だ。乾燥果実は県産果実を中心としたドライフルーツ。サッカーJ2のいわきFCの選手も補食に取り入れており、ラベルには「ハーマー&ドリー」があしらわれている。

 お披露目式が21日、いわき市で行われた。協会の箱崎洋一会長は「JR湯本駅前の再開発の動きが進む中、いわき湯本温泉に客を呼び込めるような土産を増やしていく」と語った。共同開発した各店舗や市石炭・化石館ほるる(29日から)などで購入できる。順次、販売店舗を拡大する。

 共同開発店次の通り。

 石炭ラスク(温菓子屋)温泉饅頭(和菓子の久つみ、菓匠しら石)乾燥果実(石河屋、いわきFC協力)

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