会津若松市のヨガインストラクター・キャリアコンサルタント須田茉衣子さん（２８）は、社会で活躍する女性を選ぶコンテスト「ビューティージャパン」の日本大会に出場する。県内からの出場者は須田さんのみで、「人生の選択肢を自分で選べる女性を増やしたい」と意気込んでいる。
コンテストはウオーキングやスピーチを通して審査を行い、外見だけではなく内面やキャリアが重視される。須田さんは、７月に仙台市で開かれた東北大会で１３人のうち上位５人に残り日本大会の出場権を得た。
須田さんは、２０２１年８月に都内から会津若松市に移住。自然に囲まれてヨガを教えている。そこで気付いたのは「やりたいことをやってもいい」ということだ。現在は日本大会のグランドファイナリストとして、移住後の価値観の変化をブログや交流サイト（ＳＮＳ）で発信している。
日本大会は、１１月６日に横浜市で開かれる。全国から約８０人が出場し、最終選考では各自のキャリアプランを発表する。須田さんは「自分の経験を伝えることで、他の人も行動を起こしてもらえれば」と話した。
須田さんは３日、会津若松市役所を訪れ、室井照平市長に日本大会に向けた抱負を語った。
この記事をSNSで伝える：
