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いわきの違法賭博、経営者ら有罪判決 地裁支部、元従業員3人実刑

10/08 08:05

 いわき市で違法賭博店を経営し、客にバカラ賭博やスロット賭博をさせて利益を得たとして、賭博開張図利と常習賭博の罪に問われた同市、無職の男(44)の判決公判は7日、地裁いわき支部で開かれ、有本祥子裁判官は懲役1年2月、執行猶予3年、営業利益相当分の現金計14万8千円の没収と追徴金374万5千円(求刑懲役1年2月)を言い渡した。

 従業員として働いていたとして賭博開張図利ほう助などの罪に問われた5被告にも判決が言い渡された。同市、無職の男(47)は懲役10月、執行猶予3年(求刑懲役10月)、京都市、無職の男(50)は懲役10月(求刑懲役1年)、横浜市、無職男(47)は懲役8月(求刑懲役1年)、川崎市、無職男(40)は懲役10月、執行猶予3年(求刑懲役10月)、仙台市、無職男(25)は懲役10月(求刑懲役1年)。

 判決理由で有本裁判官は「悪質な犯行で、社会的影響は小さくない」と断じた。執行猶予が付かなかった3人については、同様の前科で執行猶予期間満了から1~4年後や執行猶予期間中だったことから「この種の犯罪に対する規範意識の希薄さは顕著」と述べた。

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