衆院選の福島県内4選挙区の結果は、28日午前1時半に確定する見通しとなった。県選管は9日、県内59市町村の開票終了時刻を発表し、最も遅い郡山市(福島2区)は同時刻で開票が終了する予定となった。
1区は福島市の28日午前0時20分、3区は会津若松市の27日午後11時、4区はいわき市の同午後11時15分が最後となる見通しだ。
県内で最も開票が早いのは檜枝岐村の同午後8時27分。最も遅い郡山市は2021年の前回衆院選から35分程度、開票終了が遅れる見込みだ。市選管によると、従来使用していた宝来屋郡山総合体育館が改修中で使用できず、変更した会場が手狭なために開票に時間を要する可能性があるという。
開票の開始時間は、福島、郡山、猪苗代、会津美里、三春の5市町が前回から5分~1時間30分繰り上げる。比例代表は郡山市の開票終了が最も遅く、28日午前2時で59市町村の開票が全て終了する見通しだ。
また、県選管によると、県内59市町村が開設を予定している計1216カ所の投票所のうち、福島市の73カ所を除く1143カ所で投票時間を繰り上げる。内訳は午後5時までの「3時間繰り上げ」が11カ所、午後6時までの「2時間繰り上げ」が889カ所、午後7時までの「1時間繰り上げ」が243カ所。福島市の73投票所は規定の午前7時~午後8時となる。