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意気込む新人候補、衆院選へ臨戦態勢 福島県内選挙区

10/10 11:00

 衆院解散を受け、衆院選に立候補を予定する新人たちも臨戦態勢に入った。

 同学年の新人3人による争いとなる見通しの福島4区。自民の坂本竜太郎氏はいわき市の友好団体や企業を回った。選挙対策会議では選挙区内各支部長らに「世界に貢献できる浜通りをつくり、次の時代につなぐ役目を果たさせていただきたい」と協力を求めた。

 立民の斎藤裕喜氏は朝から同市の街頭に立った後、ビラやポスターの最終確認など準備に追われた。「いわき、双葉、相馬を走り続けている。地域の事情を国の施策に反映させたい」と力を込めた。

 共産の熊谷智氏は相馬市や新地町を回った。「裏金問題など自民党の問題を指摘し、共産党が批判票の受け皿となれることを訴える」と意気込む。

 立民前職に新人3人が挑む構図となる見込みの福島2区。自民の根本拓氏は須賀川市で開いた集会で「故郷に帰ってきたのは福島から日本を良くしたいから。私たちの世代でこの地域、国の未来を切り開いていかなくてはならない」と決意を述べた。

 共産の丸本由美子氏も地元須賀川市で集会を開催し「自民党政治を終わらせ、国民の暮らしに寄り添った新しい政治へ変えていく」と訴えた。

 諸派の高橋翔氏は動画を生配信。「福島も世代交代が図れそうだ。新時代の幕開けが期待できる」と展望した。

 福島3区で立候補を予定する共産の唐橋則男氏は「(国民の)生活苦を変えてという思いを感じる。自民政治を大元から変える選挙となる」と話した。

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