日本中央競馬会(JRA)が運営するいわき市の競走馬リハビリテーションセンター(通称・馬の温泉)は11日、競走馬用プールのプール納めを行い、競走馬がプールで今年最後のリハビリに精を出した。
深さ約3メートル、1周約40メートルのプールを泳ぐ調教は浮力により、脚に負担をかけずに筋力や心肺機能の維持、増強が可能だ。今年は5月下旬に始まり、徐々に気温が低下して水温が16度を下回ることから、プール納めとなった。
最終日は3頭がリハビリに臨んだ。この日の同市の最高気温は20度超。「ブルルッ」の鼻息は寒さからではなく、必死さの表れだという。