国民スポーツ大会第7日は11日、佐賀県SAGAサンライズパーク陸上競技場などで行われ、県勢は陸上の少年女子共通三段跳びで遠藤結(日大東北高2年)が11メートル64の17位だった。
陸上少年女子共通三段跳びの遠藤は17位に終わったものの、確かな手応えをつかんだ。失敗(ファウル)となった最終3回目の跳躍は、成功していれば自己ベストを5センチ上回る11メートル90。「記録に残せず情けないが、練習の成果は示せた」と自信を深めた。
1、2回目の結果を受けて修正したのは自身の悪癖だ。左足の踏切直後に前傾姿勢になる癖を極力抑え、助走開始も十分に間を取って自然体で臨む意識を高めてから臨んだ。遠藤は「きょうの感覚を忘れず、これからの成長につなげていく」と力を込めた。