郡山市の商・工・農・観光・福祉・文化が一堂に会する「こおりやま産業博」は12日、郡山市のビッグパレットふくしまで開幕した。162企業・団体が商品紹介や体験ブースを設け、大勢の来場者でにぎわっている。13日まで。郡山市、郡山商工会議所、JA福島さくら、郡山地区商工会広域協議会でつくる実行委の主催。
「DX/未来」「ものづくり」など10のゾーンに企業・団体が274ブースを出展。商品紹介のほか、eスポーツやチョークアートといった体験ブースが並ぶ。このうち、郡山市に郡山工場がある保土谷化学工業(東京都)は、幼稚園児と小学生を対象に水と油を使った「オーシャンボトル」作りのブースを構えている。
入場無料。時間は午前10時~午後4時。郡山市のAGCエレクトロニクス郡山カルチャーパーク駐車場から無料シャトルバスを運行している。
各地の伝統芸能も
会場では、県内各地の伝統芸能の保存団体が一堂に会する発表会「ふるさとの祭り」も同時開催されている。13日まで。県と実行委の主催。
2日間で計19団体が出演。初日は会津彼岸獅子舞下柴獅子団(喜多方市)や南津島郷土芸術保存会(浪江町)など10団体が出演し、力強い演技を繰り広げた。