デブリつかむ作業開始 福島第1原発2号機

10/30 11:33

 東京電力は30日、福島第1原発2号機の溶け落ちた核燃料(デブリ)の試験的取り出しで、取り出し装置の先端部分を原子炉格納容器の底部へ垂らし、爪形器具でデブリをつかむ作業を始めた。正常につかめれば数日から1週間程度で回収できる見通し。

 試験的取り出しでは、9月14日に爪形器具の動作確認のためデブリを一度つかんでいたが、採取を予定してた同17日に取り出しに必要なカメラ2台の映像が確認できなくなり作業を中断した。カメラを交換して今月28日に作業を再開していた。

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