チームスローガン「全力疾走」刻む 只見高甲子園出場の記念碑建立

11/10 09:45

甲子園出場記念碑を除幕する関係者

 2022年春の第94回選抜高校野球大会に出場した只見高の甲子園出場記念碑が、只見町の町下野球場ベンチ脇に建立された。6日に除幕式が行われ、出席者が甲子園出場の歴史をつなぐ決意を新たにした。

 同校は21世紀枠で出場。初戦で大垣日大(岐阜県)に1―6で敗れたものの、はつらつとしたプレーで甲子園を沸かせた。

 記念碑には、選手名や試合のイニングスコア、個人成績、校歌、当時のチームスローガン「全力疾走」などを記している。

 式では、甲子園出場後援会の目黒敏男会長や長谷川清之監督らが除幕した。現チーム主将の印南(いんなみ)奏詩(そうた)さん(2年)は「自分たちも甲子園の舞台に立ちたいという意欲につながる。冬の積雪など環境面は厳しいが、先輩たちのように日々努力していきたい」と話した。

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