2022年春の第94回選抜高校野球大会に出場した只見高の甲子園出場記念碑が、只見町の町下野球場ベンチ脇に建立された。6日に除幕式が行われ、出席者が甲子園出場の歴史をつなぐ決意を新たにした。
同校は21世紀枠で出場。初戦で大垣日大(岐阜県)に1―6で敗れたものの、はつらつとしたプレーで甲子園を沸かせた。
記念碑には、選手名や試合のイニングスコア、個人成績、校歌、当時のチームスローガン「全力疾走」などを記している。
式では、甲子園出場後援会の目黒敏男会長や長谷川清之監督らが除幕した。現チーム主将の印南(いんなみ)奏詩(そうた)さん(2年)は「自分たちも甲子園の舞台に立ちたいという意欲につながる。冬の積雪など環境面は厳しいが、先輩たちのように日々努力していきたい」と話した。