【1】時超える人生の宿場町 大内宿三澤屋代表取締役・只浦豊次

10/26 15:00

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只浦豊次さん
大内宿は忙しい現代人に大切なものを再確認させてくれる人生の宿場町だと考えている。お客さまの心に少しでも癒やしを届けようと日々試行錯誤を続けている

 情緒あふれるかやぶき屋根、四季折々で見せる美しい景色―。大内宿は日本人の郷愁を誘う特別な場所の一つではないだろうか。そんな故郷を発展させたいとこれまで走り続けてきた。  「春は花 秋は紅葉の錦山 東の都 大内の里」。平安時代末期に起こった宇治川の戦いに敗れ、ここ大内(当時は山本村)に逃れた高倉以仁王(もちひとおう)が滞在した際、目の前に広がる景色の美しさなどを詠んだとの伝説がある。そして、宮城...

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