情緒あふれるかやぶき屋根、四季折々で見せる美しい景色―。大内宿は日本人の郷愁を誘う特別な場所の一つではないだろうか。そんな故郷を発展させたいとこれまで走り続けてきた。 「春は花 秋は紅葉の錦山 東の都 大内の里」。平安時代末期に起こった宇治川の戦いに敗れ、ここ大内(当時は山本村)に逃れた高倉以仁王(もちひとおう)が滞在した際、目の前に広がる景色の美しさなどを詠んだとの伝説がある。そして、宮城...
この記事は会員専用記事です
残り771文字(全文971文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。