福島県は22日、鳥インフルエンザへの感染が確認された福島市松川町の野生のオオハクチョウについて、詳しく検査した結果、感染力が強い高病原性(H5亜型)が検出されたと発表した。
県内で高病原性の検出は今年3例目。オオハクチョウは18日に衰弱した状態で見つかり、19日に死んだ。発見場所周辺では別の死んだオオハクチョウからも高病原性の鳥インフルエンザが確認されているため、環境省は発見場所から半径10キロをすでに野鳥監視重点区域に設定している。期間を12月16日まで継続する。
県は、周辺で死んでいる野鳥などを見つけた場合、県や市に連絡するよう求めている。