いわき信用組合(福島県いわき市)の旧経営陣による不正融資や職員の横領隠蔽(いんぺい)を調査する第三者委員会の初会合が20日に開催されたことが22日、第三者委への取材で分かった。今後は週に1回程度開催するといい「中間公表が必要な事項があれば信組側に公表を指示したい」とした。
20日の初会合では信組側と今後の進行日程を確認したほか、信組側に資料の提出を求めたという。4~5カ月程度かけて資料の精査や関係者への聞き取りを重ね、調査を進める方針という。
第三者委の初会合は20日に開かれる見通しとなっていたが、信組は「委員会の会合が開催されたかどうかを含め、内容について公表しない」と説明していた。