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【新まち食堂物語】田舎屋・国見町 昭和の味わい、中華そば

2025/01/12 11:00

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「自分にあった味を食べてほしい」とラーメン作りに励む哲夫さん(右)と孝子さん(吉田義広撮影)
店の定番メニュー「ばっちゃんの田舎中華そば」と、ラーメンとセットでよく注文される「でんしゃや飯」

 国見町藤田の商店街に、老夫婦が切り盛りするラーメン屋がある。昨年12月に開店20周年を迎えた「田舎屋(でんしゃや)」だ。オーナーの富田哲夫さん(76)は「自分にあった味を食べてほしい」と昔ながらのラーメンを提供する。 保険会社を脱サラした43歳の時、妻孝子さん(77)と上京して、フランチャイズのラーメン店に10年以上勤めた。バブル景気の終盤で人の流れが激しかった当時、ラーメン作りの素人だった哲夫...

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