「デブリ」とは、原発事故で溶けた燃料や構造物が混ざり合って冷えて固まった物質を指します。福島第1原発では、1~3号機で約880トンのデブリが存在すると推定されており、その取り出しが廃炉の大きな焦点となっています。 2号機では、原子炉中心部の「ペデスタル」と呼ばれる構造体の内部に、多くのデブリがたまっていると考えられています。ペデスタルは、核燃料を収めた厚さ数十センチの鋼鉄製の容器(圧力容器)...
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