町職員中心に「分団」組織 帰還者多くは高齢者、現役世代少なく

12/11 14:50

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万が一の事態に備え、訓練に当たる団員=浪江町消防団第7分団

 【浪江町】東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が昨年3月に解除された浪江町。居住人口は約870人(11月末現在)で帰還者の多くは高齢者だ。防災・防火に当たる消防団を担う現役世代は少なく、消防団員の帰還も進んでいない。  町消防団は避難先から団員を招集するのが難しいと判断、町役場で働く職員を中心にした第7分団を昨年4月に組織した。現在はラッパ隊員を含め20~40代の職員ら28人が所属する。  第7...

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