東日本大震災、東京電力福島第1原発事故の記憶や教訓をつなごうと、県内で語り部たちが活動を続けている。「命の大切さを伝えたい」「被災した経験を後世に残したい」。その思いはさまざまだ。ただ、語り部の高齢化や伝承技術の向上、活動資金の確保など活動継続に向けた課題は多い。 風化に叫ぶ「命守れ」 小野浩さん 「未来のために記憶を伝えなければならない」。いわき語り部の会(いわき市)に所属する小野浩さん(6...
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