【エビアン(フランス)共同】女子ゴルフの古江彩佳(24)が14日、フランス南東部エビアンのエビアン・リゾートで行われたエビアン選手権で優勝し、メジャー初制覇を果たした。
トップと1打差2位で最終ラウンドを始めた古江は最終18番でイーグルを奪い、勝利を決めた。65をマークし、通算19アンダーの265で逆転優勝。「最後までいいプレーができて、メジャー優勝者になれてうれしい。しっかり自分を信じて最後までやれた」と言って笑みを浮かべた。
日本女子のメジャー制覇は1977年全米女子プロ選手権の樋口久子、2019年全英女子オープンの渋野日向子、21、24年の全米女子オープン選手権を制した笹生優花に続いて4人目。男子は21年に松山英樹がマスターズ・トーナメントで勝った。
古江は神戸市出身でアマチュア時代を含めて日本ツアーは通算8勝。今季は米ツアーに本格参戦して3季目だった。今大会は米国と欧州の両ツアー共催で、22年スコットランド・オープン以来のツアー2勝目となった。