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岸、60年ぶりメダルに意欲 体操合宿、宮田は不参加

07/18 05:26

 公開練習で笑顔を見せる岡村真(左)=モナコ(共同)

 【モナコ共同】体操女子のパリ五輪日本代表が17日、事前合宿地モナコでの練習を報道陣に公開し、16歳の岸里奈(戸田市SC)は1964年東京五輪以来、60年ぶりとなる団体総合のメダル獲得へ「世界と戦えるところを見せたい」と意欲を口にした。得意の床運動でH難度の「シリバス」を決めるなど、切れのある動きを見せた。

 主将を務めるエース宮田笙子(順大)の姿はなく、日本体操協会の田中光女子強化本部長は「事情により今日は参加していない」として詳細は明らかにしなかった。

 いずれも初代表の選手は五輪本番と同じメーカーの器具で感覚を確かめ、昨年の杭州アジア大会で平均台を制した岡村真(相好ク)は「だいぶ、なじんできた」、最年少16歳の中村遥香(なんばク)は「フレッシュな演技でチームを明るくしたい」と話した。牛奥小羽(日体大)と補欠の杉原愛子(TRyAS)も調整した。チームは19日に選手村に入り、28日の予選に登場する。

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