国際サッカー連盟(FIFA)は27日、パリ五輪サッカー女子で1次リーグA組のカナダ代表から勝ち点6を剥奪し、プリーストマン監督らスタッフ3人に1年間の資格停止処分を科すと発表した。東京五輪金メダルのカナダは五輪初戦で対戦するニュージーランド代表の練習偵察を目的にドローンを使用したとして、22日にスタッフが現地当局に拘束されていた。
カナダ女子代表にはドローンによる対戦相手へのスパイ行為を続けてきた疑いがあり、同国オリンピック委員会は26日にプリーストマン監督のチームからの離脱を発表。2―1で勝った25日のニュージーランド戦では、コーチのスペンス氏が指揮を執った。(共同)