【ヤンゴン共同】ミャンマー軍事政権の裁判所は12日、コメの価格統制に違反したとして起訴されたスーパー最大手イオンの現地法人「イオンオレンジ」商品本部長、笠松洋さん(53)に禁錮1年と罰金の有罪判決を言い渡した。外交筋が明らかにした。笠松さんは6月30日に拘束された後、7月11日に起訴され、最大都市ヤンゴンの警察署などで勾留されていた。
2021年2月のクーデター後、日本の企業関係者がビジネス活動の内容を理由に有罪判決を言い渡されるのは初めて。今後は恩赦の有無など、笠松さんの身柄の扱いが焦点になる。