日本将棋連盟は8日、創立100周年を迎え、東京都内のホテルで記念式典と祝う会を開いた。式辞で羽生善治会長(53)は「将棋を後世にいい形で残そうという多くの人たちの思いがあったからこそ、今日を迎えることができた。これから先も社会に還元できるよう頑張りたい」と述べた。これに先立ち新将棋会館のお披露目式も行われた。
式典には藤井聡太七冠(22)、谷川浩司17世名人(62)らが登壇。ほかにも多くの棋士や女流棋士、関係者ら約700人が出席。長年、日本の伝統文化を継承してきた連盟の節目の日を祝った。
完成した新将棋会館のお披露目式も開催され、羽生会長、谷川17世名人らがテープカットを行った。