東京23区マンション1億円 上半期、2年連続で高値更新

10/21 17:37

 並ぶマンション=6月、東京都中央区

 不動産経済研究所が21日発表した2024年度上半期(4~9月)の新築マンション1戸当たりの平均価格は、東京23区で前年同期比4・5%高い1億1051万円だった。上半期として初めて1億円を超えた前年を上回り、2年連続で最高値を更新した。用地取得費や工事費の上昇が価格に反映された。

 首都圏(1都3県)も1・5%高い7953万円で過去最高だった。地域別では、23区を除く東京が8・8%高い5971万円、神奈川が10・7%高い6391万円、埼玉は6・4%高い5275万円、千葉が17・3%高い5595万円。

 首都圏全体の発売戸数は29・7%減の8238戸。

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line