教員らが女児を盗撮し交流サイト(SNS)のグループチャットで共有したとされる事件で、グループを開設した名古屋市立小の教諭森山勇二被告(42)=性的姿態撮影処罰法違反罪などで公判中=が保釈後、市教育委員会に「勤務中に児童を撮影し、下着が写り込んだ画像を共有した」との趣旨の説明をしたことが29日、市教委への取材で分かった。
森山被告は校外学習などで児童を撮影する役割を担っていた。隠しカメラの設置は否定し、業務上認められた撮影機会を悪用していたとみられる。
市教委によると、森山被告は15日に保釈され、20日と24日に聞き取り調査をした。
