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野口健氏、K2滑落の平出和也氏と中島健郎氏の救助打ち切りに悔しさにじませる「しかし、残念だ」

07/31 14:51

  • エンタメ総合
野口健氏(2010年撮影) (C)ORICON NewS inc.

 登山家の野口健氏(50)が31日、自身のXを更新。パキスタンにある標高8611メートルで世界2位の高峰であるK2西壁を登攀中に滑落したことが伝えられている山岳カメラマン・クライマーの平出和也氏と中島健郎氏の救助が打ち切られたとの報道を受け、心中をつづった。

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 2人は日本時間の27日午前11時半ごろ、未踏ルートであるK2西壁の7000メートル地点で滑落。2人が所属する登山用品販売の石井スポーツは、遭難対策本部を設けて状況を報告しており、2人のいる位置は確認できたもののかなりの急斜面のため、ヘリコプターの着陸はできず、地上からの救助も難しい現況を伝えていた。同社は30日、家族の同意を得た上で、救助活動の終了を決めたことを説明した。

 この報道を受けて野口氏は、「救助打ち切りは極めて残念ですが仕方がない」とつづり、「特に平出君は自身の捜索活動で『2次遭難』が発生してしまう事の苦しさを誰よりも深く胸に刻んでいたはず」と述べた。「トップクライマーとして激しく生き、輝いていた生き様がとてもまぶしかった。お二人には感謝しかない」と振り返った上で「しかし、残念だ」と悔しさをにじませた。

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