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尚志、8強ならず インターハイ・サッカー、市立船橋に0―1

07/31 07:25

【市立船橋―尚志】後半、ドリブルで攻め込む尚志のMF大内(左)=Jヴィレッジ

 Jヴィレッジで30日に行われた全国高校総体(インターハイ)のサッカー男子3回戦で、尚志は市立船橋(千葉)と対戦し、後半に一瞬の隙を突かれて0―1で敗れ、準々決勝進出を逃した。本県での固定開催初年度となった今大会で、目標の全国制覇とはならなかった。

 【評】尚志は相手の堅守を崩せず敗れた。前半、相手を上回る4本のシュートを放ったがゴールを決めることができず、0―0で折り返した。後半17分、相手のFKの流れからゴール前に上がったクロスに合わせられて失点。その後も攻め続けたが、相手の体を張った守備を前に1点が遠かった。(副島湧人)

 シュート5本、果敢な攻め実らず

 5本のシュートを放つなど最後まで果敢に攻め続けた尚志。守備でも相手のシュートを2本に抑えながらの敗戦に悔しさが残った。「チャンスがたくさんあった中で無得点。シュートの精度がまだまだだった」。チーム最多3本のシュートを放った尚志のMF大内完介(3年)は唇をかんだ。

 尚志は今回の相手の市立船橋と同じ高円宮杯JFAU―18プレミアリーグに参戦しており、今月上旬のリーグ戦では4―1で勝利していた。「よく知っている相手。対策はしっかりとしていたはずだった」と大内。ドリブルでゴール前まで持ち込みシュートを放ったが、ゴールネットを揺らすことができなかった。

 失点は後半17分、相手のFKの流れからゴール前にクロスを上げられ、ノーマークの選手に決められた。試合はプレミアリーグなどより短い35分ハーフ。大内は「時間が短い中で点が取れず、焦りから不用意なセットプレーと隙を与えてしまった」と反省点を口にした。

 全国制覇を掲げていたが、3回戦で姿を消すことになった。大内は「『自分が点を取らないと負ける』という気持ちで次に向けて切り替えたい」と言葉に力を込めた。(副島湧人)



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