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虚偽の捜査書類作成、巡査長を懲戒処分 福島県警

07/31 16:17

  • 速報
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 県警は31日、交通事故でけが人を把握しながら、けが人はいなかったとする捜査書類を作成、行使したとして、高速隊の男性巡査長(36)を虚偽有印公文書作成、同行使の疑いで書類送検し、停職3カ月の懲戒処分としたと発表した。処分は同日付。

 県警監察課によると、男性巡査長は田村署小野分庁舎で勤務していた2020年1月2日、田村市で発生した交通事故の捜査に従事。被害車両の同乗者が負傷していたことを把握しながら、けががなかったとする虚偽の捜査書類を作成、行使した疑い。男性巡査長は、「未処理事件として残したくなかった。被害者の方に大変申し訳ないことをした」と話しているという。

 県警の若田英本部長は「非違事案の発生を厳粛に受け止め、全職員に対する指導・教養を徹底の上、不祥事案の再発防止及び県民の皆さまの信頼回復に全力を尽くす」とコメントした。


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