奈良を舞台にした国際映画祭『なら国際映画祭2024』が20日、奈良市内で開幕。初日は、奈良公園バスターミナル レクチャーホールでレッドカーペット&オープニングセレモニーが行われ、元フジテレビアナウンサーの松尾翠(41)が俳優として登場した。
【写真】清楚な着物姿で登場した松尾翠
同映画祭は、奈良の平城遷都1300年目となる2010年、映画作家の河瀬直美氏(※瀬=旧字体)をエグゼクティブディレクターに迎えて誕生。2年に1回開催され、第8回目となる今回は「Dialogue with」をテーマに、22日までの3日間にわたり、「インターナショナルコンペティション」「NARA-wave 学生映画コンペティション」など、世界各国の多彩な映画が上映される。
松尾は、若手監督を支援するショートフィルム制作プロジェクト「NARAtiveJr.」の作品『Muffin's Law』(ミラー怜監督)に出演し、俳優デビューとなる。高校生がマフィン作りを通じて、数学の苦手意識を手放し、自分自身の可能をつかむ物語で、監修・撮影は河瀬氏が手がけた。
松尾は、かねて自身のインスタグラムで同作を紹介。今月には、「私は主人公の母役です」とし「40から挑戦しはじめた役者の道。これについては書きたいことも話したいことも山ほどありますが、いつかまた機会があったら…。コツコツ生きることをやってきます。1作目がこの人たちと創るこの作品でよかった。そんな大好きな作品です。あの日々をこえて、あたたかい空気が流れているいいショートフィルムが生まれました」と伝えていた。
また、コンペ部門の受賞者が奈良を舞台に映画を撮る「NARAtive」の作品『トランジット・イン・フラミンゴ』(堀内友貴監督)にも参加したようで、オープニングセレモニーでは、山下リオ、祷キララと並んだ。
このほか、別所哲也、寺島しのぶ、三船美佳、奈良美智氏らがレッドカーペットを彩った。
元フジテレビ・松尾翠、俳優デビュー「40から挑戦しはじめた役者の道」 『なら国際映画祭』に着物姿で登場
09/20 22:24
- 映画
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