町に響く子どもや住民の声、電車の音、夜の住宅の窓からこぼれる明かり。記者が2013(平成25)年4月から2年間、取材を担当した楢葉町。今月1日、久しぶりに町内を歩くと、町は震災前とほぼ変わらないであろう、日常の姿を取り戻しつつあった。 いわき支社の記者として取材を担当していた当時、町はいわき市のいわき明星大敷地内などに役場機能を置いた。原発事故などで町民は全国各地に避難する中、どうすれば町が...
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