【震災7年・時間を超えて】記者ルポ(4)食堂に高校生の姿、南相馬・小高区

03/10 07:07

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赴任時と変わらない笑顔と味で谷口記者を迎えてくれた双葉食堂の豊田さん(左)

 地震で崩れて規制線が張られた家、陥没と亀裂で通行止めの道路。津波で流失したまま置き去りにされ、朽ち果てた数百台の車両。  東日本大震災と東京電力福島第1原発事故前、約1万3千人が暮らした土地からは生活の痕跡が消え、住民らも将来を見通せないほど街は荒廃していた。記者の記憶に残る震災から約1年後の南相馬市小高区だ。 ◆笑顔の店主「夢みたい」  今月3日、久しぶりに小高区を訪ねた。真っ先に向かったのは...

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