福島駅西口ショッピングセンター大幅改装、市民へ説明　JR運営会社

　ＪＲ東日本東北総合サービス（仙台市）は８日、福島市のコラッセふくしまで、ＪＲ福島駅西口の「パワーシティピボット」を含む「福島駅西口ショッピングセンター」に関する説明会を開いた。施設の大幅改装のため、同社が県に提出した施設配備や運営方法に関する変更届け出について市民らに説明した。

　市民ら約４５人が参加。大幅改装に伴い、施設の営業時間を最大午前６時～翌午前０時に拡大するほか、駐輪場の移動、騒音対策の調査結果などについて、担当者が説明した。施設を巡っては、大規模小売店舗立地法に基づく届け出で来年３月１１日以降、ピボット北側の旧フィットネスジム跡地などに新たに小売業が出店することが決まっている。

　質疑応答では参加者から「新たにどのような店舗が入るのか」「開店時期はいつ頃か」「業種だけでも教えてほしい」などと声が上がった。同社側は「現時点では公表できない。決まり次第、ウェブサイトなどで発表する」と回答した。関係者によると、ピボット北側には大型スーパーなどが出店を検討しているとみられる。