ハロー☆ 今回はミキシングの細部に目を向けていってみよう。
分かりやすくドラム、ベース、ギター、ボーカルの4パートで例えてみる。このバンドに、「せーの」で演奏してもらおう! これくらいシンプルな編成だと、まずまず曲としては伝わるだろうと思われる。
しかし、実際はプロの作品としてのバランスには程遠い次元の音なんだ。このままの状態を無理やり例えると、各種調味料を量も量らずボウルに入れ、しかもよく混ぜもせず飲み込むようなモノだ。何味にしたいのかよく分からないという残念な状態だ。これを各パートを整理していって、一つの作品に仕上げるわけだ。
では、一番簡単にできる作業は何だろう? それは各パートの音量調整だ。ドラムはかなり大きな音なので下げたり、逆にボーカルをしっかり聴かせるために大きくするなど、ミキシングの基本中の基本作業の登場だ! でも、これで満足してたらゴールは遠いぞ~