身近な存在の調味料「みそ」は、使い方や素材によって料理のバリエーションを無限大に広げてくれる頼もしい存在。近年、その健康効果は世界的に注目を集め、がんや生活習慣病の予防、老化防止や美白効果もあるという研究結果も。みその健康効果やおいしさを引き出す料理の研究に取り組む橋本ヨシイ先生が、みその魅力満載のレシピを紹介します。
【栄養価】エネルギー272キロカロリー、食塩相当量1.5グラム ※1人分の値
◆材料 <2人分>
・冷凍エビ.........4~6尾(120グラム)
・オリーブ油.........小さじ1
・白ワイン.........大さじ1
・ジャガイモ.........中1個
・カリフラワー.........80グラム
*彩りにパセリのみじん切り.........少々
【みそ入りホワイトソース】
・バター.........大さじ1
・玉ネギ.........1/4個
・小麦粉.........大さじ2
・牛乳.........200ミリリットル
・みそ.........大さじ1
◆作り方
(1)材料の下ごしらえをする。
・エビは殻と背ワタを取り除いて塩水(分量外)で洗う。
・フライパンにオリーブ油を軽く熱してエビをさっと焼き、白ワインをふりかける。
・ジャガイモ、カリフラワーは食べやすい大きさに切り、少し柔らかめにゆでる。
(2)みそ入りホワイトソースを作る。
フライパンにバターを溶かし、弱火で玉ネギを炒める。
玉ネギが透き通ってきたら、小麦粉をふり入れて炒める。
(3)グラタン皿に(1)で下ごしらえしたエビとジャガイモ、カリフラワーを並べ入れて、(2)のホワイトソースをかける。
180~200度のオーブンに入れて、焦げ色が付くまで焼く。
焼き上がったら、彩りにパセリのみじん切りを散らす。
【ワンポイント】
彩りもきれいでごちそう感のある「エビのみそグラタン」は、クリスマスやお正月などお祝い料理にもおすすめです。ホワイトソースに少量のみそを加えるので、とてもコクがあってまろやかな優しい風味に仕上がり、お子さんやお年寄りにも喜ばれます。
ホワイトソースは粉の振り入れ法で作るため、見た目よりも簡単に作れて忙しい方にもおすすめです。
おいしく作るポイントは、エビの下処理をきちんと行うことと、ジャガイモとカリフラワーを少し柔らかめにゆでることです。
プロフィール
Profile【 料理監修・橋本ヨシイさん 】
郡山市で「ヘルシークッキング教室」主宰。管理栄養士。前・福島学院大客員講師。みそ健康づくり委員会のみそ料理レシピの管理、監修を行っている。
〔協力紹介〕全国味噌工業協同組合連合会「みそ健康づくり委員会」。みその効用や知識、みそ料理のレシピ、全国のみそ屋mapなど、みそのことならおまかせ!
掲載誌情報
2022年12月号・Me&You「橋本ヨシイ先生監修・健康おいしいみそレシピ」より