生きづらさの背景の一つに「空虚な承認ゲーム」があるのかもしれない。学校や会社などで仲間外れにされぬよう言動を周囲に合わせ、何とか承認欲求を満たす日々を、評論家山竹伸二さんはそう表現する ▼承認欲求そのものは自らの価値を知り、生きる意味を見いだすのに欠かせず、否定されるものではない。ただ世間の価値観と懸け離れることもある。山竹さんはゆがみを正す手だてを、理想的にはと前置きし、人間同士の心のケアに求...
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