県警は5日、福島、郡山の両運転免許センターなどで、免許更新時に利用できる自動受付機の運用を始めた。両センターのほか、各署や各分庁舎に計47台を導入した。
タッチパネル式で、免許証をかざして手順に沿って操作し、持病の確認や暗証番号を登録するなどの手続きをすると、更新の申請書などが発行される。
これまでは氏名や住所などは手書きで記入していたが、端末で免許証のICチップに登録されている情報を活用して自動で印字する。ミスの防止や、手続きの時間短縮が期待できるという。先行して3日から運用している福島運転免許センターでは、職員が操作方法を案内しており、手続き時間が3~4割短縮できるという。