迫力の暴れっぷり!ユニークな大型人形 二本松・針道のあばれ山車

10/14 09:15

大型人形を載せた山車が激しくぶつかり合った「針道のあばれ山車」=二本松市

 大型人形に彩られた山車をぶつけ合う勇壮な祭り「針道のあばれ山車」は13日、二本松市針道の中心部で開かれ、7台の山車が各所で荒々しく激突し、観衆を魅了した。

 地元の諏訪神社例大祭で400年以上の伝統を誇る。凶作や疫病の流行を抑えるため、人形を飾り付けた山車を奉納したのが始まりとされる。現在は山車同士を激突させる荒々しさや、人気アニメのキャラクターなどを題材に毎年変わるユニークな大型人形が見どころとなっている。高さ約3メートルの大型人形は、7若連の手作りで盆明けから制作してきた。

 花火を合図に祭りが始まると、若連が山車を前後に走らせて豪快にぶつけ合った。目の前で繰り広げられる迫力満点の”暴れっぷり”に、詰めかけた沿道の見物客から歓声が上がり、大いに盛り上がった。

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