読売民友写真クラブ(YMPC)第67回定例会が福島市で開かれ、スナップ、自由の両部門で会員の作品を審査した。最優秀賞と優秀賞の作品を紹介する。(審査と評は読売写真大賞事務局・小浜誓)
【最優秀賞】
■スナップ部門「旅立ち」柳沼利行さん(郡山市)
【評】朝日に長く伸びる影が、一日の始まりを告げています。奥行きがあり、その先へと旅情をかき立てられる作品です。
■自由部門「花散らしの雨」前川順弘さん(会津若松市)
【評】モノクロにしたことで、色にとらわれず花や水紋の形状に目が行き、咲いては散るという普遍性も感じられます。
【優秀賞】
■スナップ部門「釣り人」渡辺憲二さん(郡山市)
■スナップ部門「今年もきれいに咲いたね~」奥山清蔵さん(福島市)
■スナップ部門「静寂のひとしずく」相楽執一さん(郡山市)
■自由部門「雪の花室」奥山清蔵さん(福島市)
■自由部門「夕景一本桜」渡辺喜邦さん(郡山市)
■自由部門「何者」荒義徳さん(南相馬市)
【その他の入賞者】(敬称略)
■スナップ部門
◇入選 「桜咲く」渡辺喜邦(郡山市)▽「至福の刻(とき)」荒義徳(南相馬市)▽「古里の幡祭り」佐藤邦英(二本松市)▽「温かい清めのいっぱい」佐藤正紀(福島市)▽「花より煌(きら)めく」前川順弘(会津若松市)
◇奨励賞 「子ども歌舞伎」佐山勝信(会津若松市)▽「暑いし煙い」宗形和幸(三春町)
■自由部門
◇入選 「寒い朝」相楽執一(郡山市)▽「初春」立花寿一(郡山市)▽「早春に咲く」佐藤貞雄(福島市)▽「頂上までもう少し」大石田寛一(郡山市)▽「磐梯山をバックに」佐山勝信(会津若松市)
◇奨励賞 「干物作り」佐藤正紀(福島市)▽「雪のオブジェ」柳沼利行(郡山市)