お菓子の松月堂(南相馬市)の「浮城(ふじょう)」は半世紀以上にわたり、地元で愛されているお菓子だ。自家製のあんことコーヒーの入ったあんを、バター風味のパイ生地が優しく包み込む。 商品名は創業の地、小高にあった小高城の別名「紅梅山浮舟城」から取った。販売開始は1970年。当初はうどん1杯よりも値段が高く、売り上げが伸び悩んだが、今では1日約1200個を作る。あんは白あんと小豆あんを混ぜ、コーヒ...
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