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【新まち食堂物語】味処 広戸・天栄村 村の恵み、存分に生かす

2025/09/07 11:50

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店を切り盛りする幹男さん(右)と明子さん。天栄村産の食材を使った料理で来店客の心をつかんで離さない
人気メニューの「みそタンメン」(手前)と「煮込みかつ丼」

 のどかな田園風景を眺めながら天栄村の県道を進むと、「広戸」と書かれたのれんと看板が目に入る。「味処 広戸」は30年以上、天栄村で愛されている食堂だ。店の裏には田んぼが広がり、店内の座敷はイネの成長が楽しめる特等席。「たくさんの縁があったからこそ、これまで続けてこられた」。店主の町島幹男さん(70)、明子さん(66)夫妻は、柔らかな照明の店内で客を出迎える。  幹男さんが厨房(ちゅうぼう)に立ち...

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