福島県本宮市に住む60代女性が8日までに、交流サイト(SNS)を通じて知り合った人物から投資話を持ちかけられ、700万円分の暗号資産をだまし取られたと郡山北署に届け出た。同署は詐欺事件とみて調べている。
同署によると、7月21日、女性がSNSでアナウンサーを名乗る人物の広告を見つけ、そのページに接続したところ、外国人を名乗る人物を紹介された。その後、LINE(ライン)に誘導され「あなたの資産を管理して利益が出るようにしてあげる」とビットコインの投資を勧められ、8月7日までに複数回にわたり、ビットコインを購入し外国人を名乗る人物に送信したという。女性はこの人物以外にも複数人とやりとりし、連絡が取れなくなったのを不審に思い被害に気付いた。