東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の記憶や教訓を伝える東日本大震災・原子力災害伝承館(福島県双葉町)が20日、2020年の開館から5年を迎える。来館者数は当初、右肩上がりで推移し、累計で40万人を超えたが、昨年度は初めて前年度を下回った。震災と原発事故から14年半が経過し記憶の風化が復興の足かせとなりつつある中、記憶と教訓の伝承と発信を担う中核施設の役割は重要性を増す。 来館者の意見を...
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