東京電力福島第1原発2号機の溶け落ちた核燃料(デブリ)の試験的取り出しについて、東京大大学院の岡本孝司教授(原子力工学)は「少量でも取り出せたことで、大量の情報が得られるようになる。分析結果が出れば、これまで推定で進めてきた廃炉作業に科学的な根拠を与えることにもつながる」と意義を語る。 1カ所のみの採取となったことについては「いまは廃炉への情報収集の段階だ」とした上で、「さまざまな場所にあるデブ...
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