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互助会費332万円私的流用、下郷町職員を懲戒免職

2025/11/01 11:00

 福島県下郷町の総務課主査の男性職員(38)が町職員互助会の会計から約332万円を私的流用していた問題で、町は31日、男性職員を懲戒免職にしたと発表した。処分は10月23日付。

 町によると、互助会の事務を担当していた男性職員は2022年10月から今年4月までで、計35回にわたり私的に流用していた。ほかの職員がいない時に印鑑を使用したり、偽の書類を作成したりして発覚を逃れていた。町の調査に対し、男性職員は「カードの支払いに使った」と話しているという。私的流用額は全額返還されていることから、町職員互助会は刑事告訴を見送る方針。

 また町議会は31日、10月会議を開き、町長を減給2カ月(100分の20)、副町長を同1カ月(100分の15)とする条例案を可決した。

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