【ファサーノ共同】岸田文雄首相は12日夜(日本時間13日朝)、政府専用機でイタリア南部のタラント・グロッタリエ空港に到着した。13日にプーリア州ファサーノで開幕する先進7カ国首脳会議(G7サミット)に出席する。ロシアの侵攻を受けるウクライナ支援やパレスチナ自治区ガザ情勢、人工知能(AI)、移民問題を討議し、成果をまとめた首脳声明を発表する。
議長はイタリアのメローニ首相が務める。岸田首相、バイデン米大統領、フランスのマクロン大統領、スナク英首相らが出席する。
ウクライナ支援を巡っては、復興財源確保に向けて、各国が制裁で凍結したロシア資産を活用するため、基金の創設で合意を図る。