三重県四日市市が、複数の市議による市職員へのパワハラが計7件あったとする調査結果を取りまとめていたことが13日、市への取材で分かった。市議からの過大な要求や、精神に苦痛を与える言動が確認された。
市関係者によると、今年3月、市議会で答弁した職員に対し市議が「迷惑だから替わったらどうだ」などと退職を促すような発言をしたほか、議会での質問のために職員を長時間拘束した行為が報告されたという。
調査は、市の管理職100人以上を対象とし、2023年度に自身や部下が市議からハラスメントを受けた経験があるかどうかアンケートで尋ねた。