警視庁は13日、東京都江戸川区の河川敷周辺で大規模災害を想定した訓練を実施した。1月の能登半島地震を踏まえ、倒壊家屋からけが人を救出する際、現場で災害派遣医療チーム(DMAT)と連携する手順などを確認。
地震の影響で発生した観光バスなどが絡む多重事故での対応手順や、集中豪雨で建物の屋上に取り残された車いす利用者らを救助する流れなども確認。警備犬やドローンも現場に展開させた。
訓練には災害対策課や機動隊など約500人のほか、千葉県警や海上保安庁、東京消防庁、医療法人などの関係者ら約100人が参加した。