衆参両院の正副議長は14日、皇族数確保策を巡り立憲民主党など3党派の代表者から個別に意見聴取した。額賀福志郎衆院議長は立民の野田佳彦元首相に対し「全13党派の意見の共通点を見いだし、法的措置の検討を進めたい」と伝達。23日に会期末を迎える国会閉会後も議論を続ける方針で一致した。野田氏が記者団に明らかにした。
額賀氏らは日本維新の会と衆院会派「有志の会」からも聴取した。
衆参両院の13党派が参加した代表者会議は5月に2回開かれた。額賀氏は今国会中の意見集約を目標に掲げ、当初は毎週開催する方針だった。国会日程が窮屈なことを理由に個別聴取に切り替えたものの、聴取は進んでいなかった。