【大田共同】韓国中部大田にある又松情報大の日本外食調理学部で14日、長崎県をテーマにした料理の味や独創性を競う卒業制作展示会が開かれた。県ソウル事務所が協力。長崎ちゃんぽんといった郷土料理のほか、島原城やハウステンボスをモチーフにした菓子などが並び、審査に当たった関係者の目と舌を楽しませた。
翌年の卒業を控え、夏以降、飲食店での実習などに出る前に取り組む恒例行事で、昨年までは秋田や宮城、山形、静岡の各県を題材に。今年は計約50人が12のチームに分かれて挑んだ。
長崎カステラを再現するなどして大賞を受けたチェガル・ジョンチャンさんは「多様な文化を受け入れてきた長崎を学べた」と話した。