【ファサーノ共同】G7サミットで合意したロシアの凍結資産を活用する500億ドル(約7兆8千億円)規模のウクライナ支援に関し、EUが支援金全体の半額程度を拠出する意向であることが14日、分かった。米政府高官が明らかにした。日本も軍事目的に使われない方法で資金拠出に加わることを検討する。
G7は融資の形で支援金を拠出し、凍結資産から生じる運用益を返済に充てることを決めた。同高官によると、米国が最大500億ドルまで資金を出す考えを示し、カナダは50億ドルの拠出を申し出た。英国は返済を保証できるようにする方法を検討するという。
運用益を得るにはロシアの資産を凍結したままにしておく必要がある。